2026年9月2日
中古車供給、再びタイトに?今のうちに知りたい賢い選び方
今、中古車市場で何が起きているのか
このところ中古車の在庫が増え、選びやすくなってきたと感じていた方も多いのではないでしょうか。ところが直近では、九州エリアの地震の影響で自動車メーカーの工場が一時稼働を止め、新車生産に遅れが生じています。 新車生産が減れば下取り発生も減るため、急増したばかりの中古車供給が8月後半〜9月にかけて再び絞られ、「再タイト化」に逆戻りする可能性がある と指摘されています。
すでに 2026年7月は134万5千円と、中古車相場はこの2年で急騰し高止まりしている 状況もあり、今後さらに在庫が減ると、欲しい一台に出会うハードルが上がるかもしれません。だからこそ、供給が動くタイミングを意識しつつ、慌てず自分の基準で選べる目を持っておくことが大切です。
「リセールバリュー」を味方につける選び方
中古車選びというと「今いくらで買えるか」に目が行きがちですが、プロが必ず意識するのがリセールバリュー、つまり将来手放すときにどれだけ高く評価されるかという視点です。同じ年式・走行距離でも、この視点があるかないかで数年後の満足度が大きく変わります。特に相場が変動しやすい今のような時期は、目先の値段だけでなく「長く付き合える一台か」を考えて選ぶことが結果的にお得につながります。
具体的にチェックしておきたいポイントは次の通りです。
- 人気のボディカラー(白・黒・グレーなどの定番色)は下取り時にも評価されやすい
- 走行距離が年式に対して極端に多くないか、年間1万km前後を目安に確認する
- 安全運転支援機能などの人気装備・グレードが付いているか
- 点検記録簿や整備記録簿が残っているか、これまでのメンテナンス履歴が分かるか
特に記録簿の有無は見落とされがちですが、前オーナーがどれだけ大切に乗っていたかを知る手がかりになりますし、将来売却する際にも評価を後押ししてくれます。販売店で車を見る際は、遠慮せずに記録簿の提示を頼んでみましょう。
焦らず、でも動くなら早めに情報収集を
供給が再びタイトになるかもしれないという今の状況は、裏を返せば「動くなら情報を早めに集めておく価値がある」タイミングとも言えます。気になる車種があれば、複数の販売店やサイトで相場感を比較しておくと、いざ良い出物が出たときに適正価格かどうかを自分で判断しやすくなります。また、保証の内容や納車までの流れなど、購入後に不安になりやすい点は事前に質問リストを作っておくと、店頭でのやり取りがぐっとスムーズになります。
市場が動いているときこそ、慌てて決めるのではなく、自分なりの基準を持って探すことが後悔のない一台選びにつながります。まずは気になる車種の相場やリセールバリューの傾向をのぞいてみるところから、中古車探しを始めてみてはいかがでしょうか。
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