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2026年9月9日

熊本地震の影響で中古車相場はどう動く?知って得する見立て

地震による生産停滞が中古車市場に影を落とす

2026年7月に発生した令和8年熊本地震は、九州エリアの自動車生産に大きな影響を及ぼしました。 トヨタ九州・ダイハツ九州・ホンダ・日産の工場や半導体・部品サプライチェーンが停止に見舞われ、ホンダの四輪車生産再開は8月20日までずれ込んだ とされています。新車の生産が滞ると、下取り車として市場に出回る中古車の台数も減りやすくなるため、 急増したばかりの中古車供給が8月後半〜9月にかけて再び絞られ、「再タイト化」に逆戻りする可能性がある と指摘されています。

一方で新車市場自体は堅調で、 2026年7月の国内新車販売台数は登録車+軽の合計で41万7,163台、前年同月比+6.8%と4カ月連続のプラス となりました。中古車のオークション成約単価も 2026年7月は134万5千円と、中古車相場はこの2年で急騰し高止まりしている 状況です。つまり「供給が増えて相場が落ち着くはず」という流れと、「地震で供給が再び細るかもしれない」という流れが同時に起きている、非常に読みにくいタイミングだと言えます。

こんな時こそ使いたい、中古車探しの実践ポイント

相場の先行きが読みにくい時期こそ、焦って決めるのではなく、条件を丁寧に比較する姿勢が大切です。ちょうど9月は多くの販売店にとって決算月にあたり、 9月は自動車販売会社にとって上半期の決算月です。完全新型車の発売だけでなく、改良前モデルの在庫販売、購入支援、低金利キャンペーン、下取り強化などが重なりやすく なる時期でもあります。新型車の投入に合わせて下取りに出される「2022〜2025年式」あたりの車両が増える可能性もあり、掘り出し物を見つけやすいチャンスとも言えます。

実際に探すときは、次のようなポイントを押さえておくと安心です。

- 気になる年式・走行距離の車両が複数あれば、整備記録簿(過去の点検・修理履歴が分かる書類)の有無を必ず確認する

- 販売店の保証内容(期間・対象部位・免責の有無)を、価格だけでなく総合的に比較する

- 新型車発表の直後は、旧モデルの試乗車・展示車が放出されやすいので、こまめにチェックする

- 相場が動きやすい時期なので、同条件の車両を複数店舗で見比べてから判断する

これらは特別な知識がなくても、購入前に確認するだけで実践できる基本のチェック項目です。

相場の波はあっても、探すタイミングとしては悪くない

自然災害による生産停滞や決算商戦など、目まぐるしく状況が変わる中古車市場ですが、こうした変化は毎年一定の周期で起きているものでもあります。半導体不足からの回復基調が続く限り、長い目で見れば供給は緩やかに増えていくと考えられ、慌てて「今買わないと損」と思い込む必要はありません。むしろ、こうしたニュースの背景を知っておくことで、値段や在庫の動きに一喜一憂せず、自分のペースで納得のいく一台を選べるようになります。気になる車種があるなら、まずは近くの販売店や検索サイトで在庫の動きを覗いてみることから始めてみてはいかがでしょうか。

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