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2026年9月21日

中古車は「待つ」が正解?相場の潮目を読むプロの判断術

高止まりの相場に、じわり変化の兆し

ここ数年、中古車の値段は「高いまま」というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。実際、 2025年の中古車買取相場は好調な水準を維持したまま秋の需要期を迎え、9月以降には過去最高値を記録しました 。円安による海外需要の拡大や、車を手放さずに長く乗る人が増えたことで市場に出回る台数自体が減っていることなどが、この高値の背景にあります。

ただし、潮目が変わりつつあるサインも出ています。 中古車相場は「高止まりから緩やかな調整局面(下落傾向)」に入りつつあるとの見方もあり 、その理由として 半導体不足による新車の供給遅れが2025年に入り大きく改善されたことが挙げられます 。新車が買いやすくなれば下取り車が増え、中古車市場に出回る台数も増加しやすくなります。実際に 中古車オークション最大手のデータでも、2025年度上期のオークション出品台数は過去最多を更新しています 。つまり「高いから諦める」時代から、「見極めれば得する」時代に少しずつ移りつつあるのです。

買い時を見極める3つのチェックポイント

とはいえ、すべての車が一律に値下がりするわけではありません。とくに輸出人気の高い車種は、国内の供給が増えても値崩れしにくい傾向があります。逆に、輸出されにくい軽自動車などは、国内需要だけで相場が決まるぶん、供給が増えれば価格に反映されやすいという特徴があります。

自分が探している車が「今が買い時」なのかを見極めるには、次のような視点が役立ちます。

- 気になる車種が海外で人気があるかどうか(人気があると高値が続きやすい)

- 同じ車種・年式の掲載台数が増えているか(在庫が増えていれば価格交渉の余地が生まれやすい)

- 新型・マイナーチェンジの直後かどうか(旧型の下取り車が市場に出やすいタイミング)

たとえば 新型投入効果や人気モデルの受注残消化が市場全体を押し上げている 時期は、乗り換えによる下取り車が増えるサインでもあります。こうした情報は難しく感じるかもしれませんが、要は「新車がよく売れているニュースを見たら、その分だけ中古車市場にも動きが出やすい」と覚えておくだけでも十分です。

「支払総額」と「保証」もあわせて確認を

相場のタイミングだけでなく、実際に購入する際は車両本体価格だけでなく支払総額(税金・登録費用・納車費用などを含めた最終的な支払い金額)で比較することが基本です。同じ車両本体価格でも、諸費用の設定は販売店によって差が出やすいポイントなので、見積もりを取る際は総額でそろえて比較すると失敗しにくくなります。

また、年式や走行距離だけで「お得かどうか」を判断せず、点検記録簿の有無や保証内容(購入後一定期間・距離まで無償修理が受けられる制度)が付いているかも忘れずに確認しましょう。特に初めて中古車を選ぶ人にとっては、保証の有無が安心感につながる重要な要素になります。

相場は日々動いていますが、裏を返せば「動きがある」からこそチャンスも生まれます。気になる車種があるなら、まずは複数の販売店やサイトで在庫の動きをのぞいてみるだけでも、思わぬ掘り出し物に出会えるかもしれません。この機会に、少し中古車探しを始めてみてはいかがでしょうか。

お探しの一台が見つかるかもしれません

気になる車種や条件があれば、お気軽にご相談ください。