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2026年9月22日

円安で中古車争奪戦?"今"を逃さない賢い探し方

円安で中古車が「海外流出」している今の市場事情

ここ数年、中古車を巡る状況が静かに変化しています。理由のひとつが円安による海外需要の高まりです。 中古車市場全体では、1台あたりの平均取引価格が前年をやや上回る月となっており、その理由のひとつがここ2〜3年続いている円安による海外需要とされています。日本中古車輸出業協同組合(JUMVEA)の発表では、2025年の中古車輸出台数は170万台を超え、3年連続で過去最高を更新しました。 つまり、国内で流通するはずだった車が海外に流れることで、結果的に「探している車が見つかりにくい」状況が生まれているのです。

一方で、地域によって需要の波にも違いがあります。 2026年に入っても輸出は高水準ですが、中東情勢の影響でUAE向けが減少する月がある一方、ロシア向けは前年同月比で4割増と伸びを見せるなど、国によって明暗が分かれています。 こうした需給の綱引きは、人気車種ほど価格に反映されやすく、「気づいたら値上がりしていた」という事態も珍しくありません。だからこそ、漠然と待つのではなく、狙いを定めて動くことが大切な時期になっています。

品薄時代でも掘り出し物を見つけるためのチェックポイント

需要が集中しやすい今だからこそ、探し方の工夫で差がつきます。特に意識したいのは以下のポイントです。

- 走行距離だけで判断しない:年式が古くても、定期点検記録簿がしっかり残っている車は状態が良いケースが多いです。記録簿の有無は必ず確認しましょう。

- 人気色・人気グレードにこだわりすぎない:定番の色や仕様は競争率が高くなりがちです。少し人気を外すだけで選択肢が広がり、価格交渉の余地も生まれやすくなります。

- 複数の販売店・サイトを横断してチェックする:同じ車種でも店舗によって価格差があるため、相場感をつかむには一店舗だけでなく複数を比較するのが基本です。

- 在庫の動きが速い車種は「即決」も視野に:品薄傾向の車種は掲載から数日で成約することもあるため、条件が合えば早めの決断も選択肢に入れておくと安心です。

こうした基本を押さえるだけでも、「思ったより早く条件に合う車が見つかった」という結果につながりやすくなります。

「今」動くことが結果的に得になる理由

海外需要が続く限り、国内の中古車流通量が急に大きく増える可能性は高くないと見られています。だとすれば、欲しい車種やタイミングが決まっているなら、様子見を続けるよりも早めに情報収集を始めるほうが、選択肢の多さという点で有利に働くことが多いでしょう。もちろん焦って即決する必要はありませんが、「気になる車を見つけたら早めに相談してみる」というスタンスは、この先しばらく続きそうな市場環境ではひとつの有効な戦略です。

中古車選びは、相場や需給のニュースを知っているかどうかで見え方が変わります。今回紹介した視点を参考に、まずは気になる車種の在庫状況をのぞいてみることから始めてみてはいかがでしょうか。思いがけない一台との出会いが、案外すぐそこにあるかもしれません。

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