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2026年9月26日

知らないと損、決算月の中古車探しで見るべき視点

「決算月」は新車だけの話じゃない

9月といえば新車販売店の上半期決算セールが話題になりますが、実はこの時期の動きは中古車市場にも影響しています。 9月は自動車販売会社にとって上半期の決算月で、完全新型車の発売だけでなく、改良前モデルの在庫販売、購入支援、低金利キャンペーン、下取り強化などが重なりやすい時期 とされています。つまり、新車が売れれば売れるほど「下取り車」という形で中古車市場に新しい在庫が流れ込みやすくなるということ。新車商戦が活発な時期こそ、中古車の選択肢も広がりやすいというのは、意外と知られていない仕組みです。

一方で、中古車相場そのものは簡単には下がりにくい状況が続いています。背景には円安による海外需要の強さがあり、 2025年の中古車輸出台数は170万8,604台で、円安による海外需要の高まりを背景に3年連続で過去最高を更新した と報告されています。加えて、 保有期間の長期化により下取り・売却に回る車両が減少し、結果として需給バランスが引き締まる傾向 にあるため、「安くなるのを待つ」という戦略は思ったほど効かない可能性があります。だからこそ、相場が下がるのを待つより、今出ている良質な下取り車を見極める目を持つほうが現実的だといえそうです。

値引き交渉より効く、下取り車のチェックポイント

決算期は「値引き額」に目が行きがちですが、中古車選びで本当に大事なのは車両そのものの状態です。特に下取りされたばかりの車は情報が新しく、確認できることも多いタイミングなので、次のようなポイントを押さえておくと安心です。

- 点検記録簿や整備手帳が付いているか、直近の法定点検の履歴があるか

- リコール対応が完了しているか、販売店の担当者に確認する

- 同じ車種・年式でも複数店舗の在庫を比較し、支払総額ベースで見比べる

- 下取りされた理由(乗り換え・買い替えサイクルなど)を担当者に聞いてみる

- 契約前に試乗や下回りの写真など、可能な範囲で状態を確認する

これらは特別な知識がなくても、担当者に質問すれば教えてもらえる内容ばかりです。「聞くこと」自体が一番のコツとも言え、遠慮せずに質問できる販売店を選ぶことが、結果的に良い一台との出会いにつながります。

今の市場を味方につけるために

相場が高止まりしているというニュースを聞くと、中古車探しに二の足を踏んでしまう人もいるかもしれません。ですが、需給が引き締まっているからこそ、状態の良い下取り車は早めに次の持ち主へと巡っていきます。決算期特有の在庫の動きを知っておくだけで、見るべきタイミングや聞くべき質問がぐっと具体的になります。まずは気になる車種の在庫状況をのぞいてみるところから、次の一台探しを始めてみてはいかがでしょうか。

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