2026年10月3日
中古車は「二極化」の今、一般車とJDMどちらが狙い目?
中古車市場の「二極化」、今は実は買い時かもしれない
2026年の中古車市場は、一見すると全体的に高止まりしているように見えますが、実情は少し違います。半導体不足が落ち着いたことで、ミニバンやコンパクトカーなど一般的な量産車の相場は正常化の方向に向かっている一方、旧車やスポーツカーといった一部のジャンルは依然として高値を維持する「二極化」が進んでいます。つまり、多くの人が探している普段使いの一台に関しては、むしろ今は条件を整理しやすいタイミングとも言えます。
なぜ「普通の車」は落ち着き始めているのか
コロナ禍以降、半導体不足による新車供給の遅れが中古車需要を押し上げ、相場全体を引き上げてきました。しかし コロナ禍の半導体不足で新車供給が滞り中古車全体が値上がりしましたが、半導体供給の正常化により一般車の中古相場は落ち着きを取り戻しつつあります 。一方で、 GT-R・RX-7・スープラなどのJDMスポーツカーは、25年ルール×生産終了×海外需要という構造的要因で高値が続いています 。つまり値上がりしているのは「限られた人気車種」であって、ファミリーカーや日常使いの一台まで一律に高騰しているわけではないのです。
もちろん円安の影響は無視できません。実際に 円安・輸出需要・市場動向まで中古車選びに必要な情報 は依然として相場を左右する要因として挙げられており、海外バイヤーの需要が国内在庫を押し上げる場面は今後も続くと見られます。だからこそ、「何でも値上がりしている」と漠然と捉えるのではなく、自分が探している車がどちらのグループに属するのかを見極めることが、損をしない第一歩になります。
今、実際にチェックしておきたいポイント
一般車狙いなら、焦って相場の高いジャンルに手を出す必要はありません。探すときは次のような視点を持っておくと、無駄な出費を避けやすくなります。
- 車両本体価格だけでなく、諸費用を含めた支払総額で比較する
- 同じ車種でもグレードや装備で価格差が大きいため、複数の条件で見積もりを取る
- 「人気の高いジャンル(スポーツ系・旧車)」かどうかを事前に調べ、値動きが落ち着いているジャンルかを確認する
- 複数の販売店・サイトの在庫を横断的にチェックし、相場感を自分の目で養う
特に支払総額の比較は、同じ年式・走行距離でも数万円単位の差が出ることが珍しくありません。チラシやネットの車両価格だけで判断せず、見積書ベースで横並びにしてみると、思わぬ掘り出し物に気づけることがあります。
中古車市場は「全部高い」わけではなく、落ち着きを取り戻しつつあるジャンルも確実にあります。今の情報を踏まえて自分の希望条件を整理すれば、思っているよりもお得な一台に出会える可能性は十分にあります。まずは気になる車種の相場感を、気軽に検索してみることから始めてみてはいかがでしょうか。



