2026年10月4日
冬タイヤ代値上げの今、スタッドレス付き中古車が狙い目?
冬タイヤの値上げ、今年も本当に起きている
結論から言うと、今年もスタッドレスタイヤの価格改定が相次いでおり、新車・中古車を問わず「これから冬タイヤを新調する人」にとっては痛い出費になりそうです。一方で、中古車購入を検討している人にとっては、最初からスタッドレスタイヤ付きの車両を選ぶことで、この値上がり分をまるごと回避できるチャンスでもあります。これは今の時期ならではの、見落とされがちな節約ポイントです。
主要メーカーでは ブリヂストンは2026年9月1日から国内市販用の夏タイヤ・冬タイヤなどのメーカー出荷価格を平均5%改定すると正式発表しています 。さらに ヨコハマタイヤは乗用車・バン用の夏タイヤについて2026年6月1日からメーカー出荷価格を平均5%改定しており、冬・オールシーズンタイヤも9月1日から価格改定の案内が出ています 。つまり今シーズンに向けて冬タイヤを新規購入すると、例年より割高になりやすい状況です。加えて タイヤの値上がりは当面続く見通しで、安く買うなら「10〜12月」か「2〜4月」が狙い目 とされており、購入時期そのものが家計に直結するテーマになっています。
「スタッドレス付き」中古車を選ぶメリットと注意点
スタッドレス付きの中古車は、単に「冬タイヤ代が浮く」だけでなく、購入直後からすぐ冬の走行に備えられるという安心感もあります。ただし付属タイヤの状態は車両によって差が大きいため、見た目の“お得感”だけで飛びつくのは禁物です。チェックすべきポイントは次の通りです。
- タイヤの製造年(側面の4桁の数字で確認でき、古すぎるとゴムが硬化している可能性がある)
- 残り溝の深さ(スリップサインが出ていないか、目視できる範囲で確認する)
- 保管状態(屋内保管か屋外保管か、販売店に確認してみる)
- ホイールとセットかどうか(ホイールセットなら交換作業もスムーズ)
これらを確認したうえで「実質的に数万円相当のタイヤが付いてくる」と考えると、本体価格だけを他の車両と比べるより、総支払額での比較がしやすくなります。
今の時期だからこそできる、賢い探し方
中古車市場は秋以降、タイヤ交換シーズンを控えてスタッドレス付き車両の掲載が増える傾向があります。検索サイトの絞り込み条件に「冬タイヤ付き」「スタッドレス装着」といったキーワードを入れて探すと、通常の条件検索では見つけにくい掘り出し物に出会える可能性が高まります。また、気になる車両が見つかったら、販売店に「タイヤを別で買うといくらかかるか」の見積もりを一度取ってみるのもおすすめです。その金額を把握しておくと、価格交渉の材料にもなりますし、何より自分自身が納得して購入を決められます。
このように、今年の冬タイヤ値上げというニュース一つをとっても、中古車選びの視点を少し変えるだけで得する道筋が見えてきます。気になる一台を探すときは、ぜひ装着タイヤの情報にも目を向けてみてください。思わぬお得な出会いが待っているかもしれません。



