2026年10月6日
中古車価格はいつ下がる?2026年相場予想と待つべきか
中古車価格はいつ下がる?結論は「急落は期待しにくい」
結論から言うと、2026年も中古車相場は高止まりが続くと見られています。半導体不足による新車供給の遅れは徐々に解消しつつあるものの、円安と海外からの輸出需要という別の要因が相場を支えているためです。「新車の納期が落ち着いたから、そろそろ中古車も値下がりするはず」と待ち続けるのは、実はリスクの方が大きいかもしれません。
専門家の間でも見方は分かれており、 緩やかに下落するという見方がある一方、再上昇を懸念する声もあります 。つまり「待てば確実に安くなる」という保証はどこにもないのが今の市場の実情です。
なぜ半導体不足が解消しても中古車は高いままなのか
中古車価格の高止まりには、重なり合う複数の背景があります。実際に販売現場でも、 半導体不足の影響による新車供給の遅れが中古車需要を押し上げたこと、新車価格自体が円安・原材料費高騰で上昇し中古車の相対的な割安感が薄れたこと、そして海外バイヤーの需要が旺盛で国内の中古車在庫が減少していること が主な要因として挙げられています。
とくに輸出需要の影響は数字にも表れています。中古車の輸出台数は 年間を通じて高水準で推移しました という報告もあり、国内に出回る良質な中古車の絶対数が減っていることが、価格を押し上げる構造につながっています。半導体不足という「供給側」の問題が解決しても、為替と輸出という「需要側」の問題が残っている限り、相場が大きく崩れる可能性は低いというのが実感に近いでしょう。
「待つ」より「今の条件を見極める」が現実的な判断
相場全体が読みにくい今だからこそ、個別の車両条件をしっかり見極めることが重要になります。中古車選びでは、 年式・走行距離・グレード・修復歴・地域によって価格差が大きくなっている 点を踏まえ、以下のようなポイントをチェックしておくと判断がぶれにくくなります。
- 同じ車種・年式でも修復歴の有無で価格が大きく変わるため、必ず確認する
- 走行距離だけでなく、点検記録簿や整備履歴があるかを販売店に確認する
- 人気の高いSUV・ミニバン・軽自動車は値動きが激しいため、候補は複数車種で比較する
- 「待てば安くなる」という前提ではなく、今出会った条件の良い1台を逃さない視点を持つ
相場予想はあくまで目安であり、実際に動くタイミングは一人ひとりの事情によって変わります。ただ、価格が急落する兆しが乏しい今の市況では、漠然と待つよりも、気になる1台が出てきた瞬間に条件をきちんと見極めて動く方が結果的に満足度の高い買い物につながりやすいはずです。まずは気になる車種の相場感を眺めてみることから、中古車探しの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。



